小塚 郁也 Salam!

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国際安全保障研究者による共同体再生の提案

少子高齢化時代と長引く景気低迷の結果、日本は幕末以来の未曽有の困難な時代を迎えようとしています。国の財政は逼迫しており、もはや高齢者や子供に十分な再分配を行う余裕がなくなりつつあります。また外に目を向ければ、大量破壊兵器やテロリズムの脅威が高まるとともに、周辺諸国との外交関係も益々対応が難しくなっています。

こんな時こそ、将来を担う中高生、特に恵まれない環境に置かれた若者に大人が十分な支援をする必要があるのです。『論語』季子第十六の最初に、国内に戦乱を引き起こし不安定にする政策を採ろうとしている弟子たちに、孔子が次のように諭す話が出てきます。

 「国を有 (たも) ち家を有つ者は寡 (すく) なきを患 (うれ) えずして均 (ひと) しからざるを患え、貧しきを患えずして安からざるを患うと。蓋 (けだ) し均しければ貧しきこと無く、和すれば寡なきこと無く、安ければ傾くこと無し。」

少子高齢化と経済低迷で今後我が国の人口が減少し富が減って貧しくなろうとも、寡なきを患え貧しきを患うことよりも、均しからざると安からざることを我々はむしろ患えなければならないと思います。

                                   小塚 郁也 

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塾に通えない中高生への学習支援

高校や大学に進学を希望していながら、ご家庭の事情で塾や予備校に通えない目黒区、世田谷区、そして足立区在住の中高生に、英語や数学、国語、そして社会科等を新型コロナ禍以前の夏休み期間中にボランティアで教えていました。

左の写真とも出所:  国際交流基金関西国際センター(プレゼンテーションの様子)                   (https://www.jfkc.jp/ja/news/2014/04/nids-  national-institute-for-defense-studies-1.html).

プロフィール

1962年4月4日埼玉県与野市(現さいたま市)生まれ。相模原市立桜台小学校(1975年)、同麻溝台中学校(1978年)、神奈川県立厚木高等学校をそれぞれ卒業(1981年)。

1986年、早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業後、旧東京銀行勤務を経て同大学院政治学研究科博士前期課程を1991年修了(政治学修士)。

1992年防衛庁防衛研究所に入所後、中東の安全保障問題に関する研究および教育に従事。2002年ゴラン高原国際平和協力隊に派遣され、シリアの首都ダマスカスに赴任し国際平和協力本部長(内閣総理大臣)表彰を受彰(2003年5月)。2012年に防衛大学校総合安全保障研究科後期課程を中退後、現職(防衛研究所政策研究部主任研究官)に就任。 

2016年9月から、政策研究大学院大学(GRIPS)戦略研究プログラム連携講師として、修士課程で教育に携わっている。 

東京神奈川公立高校の国公立大学現役進学率(15.0%以上。但し中高一貫校を除く)。 

小塚 郁也   E-mail: kozukaikuya@gmail.com

 

小塚 郁也 | 2017 | Salam !
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